50歳夫婦、未経験から月1カフェ営業が満席になるまで

奥さまが50歳を迎えるタイミングで、「何か新しいことを始めたい」と考えた小寺さんご夫婦。
お料理は好きだったそうですが、パン屋さんやカフェを経営した経験はなく、最初は「何から始めたらいいのか」も分からなかったそうです。
そんなお二人がMindup Gardenを知り、初めてのマルシェ出店から、月1回のカフェ営業へ。
今では息子さんたちも加わり、家族みんなでお店をつくる時間を楽しまれています。
今回は小寺さんに、Mindup Gardenを利用する前のこと、初めて出店したときの不安、実際にやってみて変わったこと、そしてこれからの夢について伺いました。
利用前の状況・悩み
一番最初のきっかけは、嫁さんが50歳になることでした。
「50歳になるし、何かしたい。何か始めたい」
って言い出したんです。
嫁さんはもともと料理を作るのが好きでした。
4人の息子がいるので、昔から家族のためにいろんな料理を作ってきましたし、パンも家で作っていました。
それで、
「料理が好きなんやったら、それを使って何かできへんかな?」
という話になったんです。
僕もそこに乗っかるような形で、
「じゃあパンとコーヒーみたいなことができたらええな」
とぼんやりと考えるようになりました。
ただ、僕らは本当に何も経験がなかったんです。
パンを販売したこともない。
お店をしたこともない。
僕は普段、工場で働いていますし、嫁さんも医療関係の仕事をしています。
だから、
「やってみたい」
という気持ちはあっても、
「じゃあ、何から始めたらいいんやろう?」
という右も左もわからない状態でした。
でもその一方で、
「人に届けるなんて、本当に私にできるのかな。」という不安もありました。
「やってみたい」という情熱はあるけれど、どうやって一歩を踏み出せばいいのかわからない。
そんな想いを抱え、一人で立ち止まっていたときに出会ったのが、Mindup Gardenでした。
Mindup Gardenを使いはじめた理由
嫁さんと話しているうちに
「パンを作るんやったら、一回マルシェで売ってみたいな。」
という話になっていきました。
ただ、実際に販売しようと思うと、
家で作ったものをそのまま持って行けばいいわけではなくて、
営業許可のあるキッチンで作る必要があると分かりました。
そこで、
「じゃあ、そういう場所を借りられへんかな?」
となって、嫁さんがネットでレンタルキッチンを探し始めました。
僕らの家から通いやすいところを中心に調べて、何件か候補を見つけて、実際に見学にも行きました。
場所によって設備も違いましたし、使える食材や作れるものに制限があるところもありました。
その中でMindup Gardenを見に行ったときに、嫁さんが気に入ったのがガスオーブンでした。
家にもオーブンはあるんですけど、パンをある程度の数、しっかり焼こうと思うと全然違うんですよね。
一度に焼ける量も違いますし、焼き上がりの香りも触感も全然違う。
嫁さんにとっては、
「ガスオーブンがあるから、ここでやってみたい!」
と思えるくらい大きな決め手だったと思います。
もう一つ大きかったのが、Mindup Gardenのオーナーである島元さんに、 なんでも相談できたことです。
僕らはパンを販売した経験もないし、マルシェに出たこともない。
何を準備したらいいのか、どう進めたらいいのかも、最初はまったく分かっていませんでした。
でも、Mindup Gardenでは場所を貸してもらうだけじゃなくて、
「マルシェ出品には、原材料と製造場所の表記が必要ですね。」
「出店まで少しずつInstagramで発信して、知ってもらいましょう。」
「焼き加減のテストのために、試作だけでもキッチンを使ってもらって大丈夫ですよ。」
と、初めて出店する不安にかなり寄り添ってもらえました。
設備が整っているだけなら、ほかにも候補はあったかもしれません。
でも、初めての出店を相談しながら進められる。
その心強さがあり、
「ここでやってみよう」
と決めました。
実際に利用した内容
最初は、Mindup Gardenのレンタルキッチンでパンを作って、マルシェで販売させてもらいました。
15種類くらい作って、全体では200個前後は作りました。
とにかく色んな種類を食べてもらいたくて(笑)
僕はコーヒー担当で、パンの中心は嫁さんです。
試作だけのためにキッチンをお借りして、焼き加減を調整したり、中に入れる具材の大きさを変えてみたりと、試行錯誤して初出店の日を迎えました。
ありがたいことに最初のマルシェでは早い時間にパンもコーヒーも完売しました!
あれは嬉しかったですね。
初めてだったので、
「本当に買ってもらえるんかな」
と思っていましたから。
実際にお客さんが来て、自分たちのパンを手に取って買ってくれる。
そこで初めて、
「もしかしたら僕らにも、もっとできるんかな」
という手応えがありました。
ところが、何度かマルシェに出店したところで、
暑い季節になってきて、
「夏場にマルシェでパンを売るのはどうしよう?」
という話になったんです。
パンを袋に入れると、暑さで状態も変わりますし、そもそも暑い中でパンを食べてもらえるのかという問題もありました。
しばらくは休むしかないのかと島元さんに話すと
「MindupGardenで、カフェ営業をやってみたら?」
という提案をしてもらいました。
正直、僕らにはその発想がなかったので、
「あ、その手があったか!」
という感じで、目から鱗が落ちました!
そこからカフェの準備を始めました。
カフェを始めるにあたって悩んだのが、
一度にたくさんのお客さんが来たときに、自分たちだけで対応できるのかということでした。
そこで、Mindup Gardenでカフェをされている方の中に、
時間を3部に分けた予約制で営業されている方がいると聞き、僕らも取り入れることにしました。
これが、焼きたてのパンを提供するうえでも、すごく合っていました!
人気の塩パンなんかは、お客さんが来られる時間に合わせて焼き上げられるので、
オーブンから出したばかりの状態で提供できます。
焼きたてを食べると、中のバターがじわっと溶けてくるんです。
これはマルシェではなかなかできない、カフェだからこその楽しみですね。
不安だったことと、実際はどうだったか
一番最初に不安だったのは、
「何を準備したらいいんやろう」
ということですね。
出店するまでに何をすればいいのか。
どんな心構えが必要なのか。
そういうことも全然分かりませんでした。
そこでも島元さんに相談して、いろいろ助言をもらいながら進めました。
だから、自分たちだけで考えていたときより、ずっと動きやすくなりました。
あと、カフェを始めるときは、また違う不安もありました。
マルシェだったら、マルシェ自体を目的に人が集まりますよね。
でもカフェの場合は、
僕らのお店を目的に来てもらわないと成り立たない。
「本当にお客さんが来てくれるんかな」
「場所を知ってもらえるかな」
「どういう形なら自分たちでも回せる?」
と、いろいろ考えました。
準備はしていたつもりでしたが、最初のカフェは、なかなか思うようにはいきませんでした。
コーヒーを淹れる。
パンを出す。
会計をする。
片付ける。
次のお客さんを迎える。
一つひとつは難しくなくても、それが同時に重なると一気に余裕がなくなるんです。
お客さんを待たせてしまったこともありました。
実際にやると、想像していた以上に大変でした。
うまくいかないこともありましたが、そのたびに家族で振り返って改善しました。
今では2回目、3回目と経験を重ねて、だいぶ余裕を持って動けるようになっています。
最初は作業でいっぱいいっぱいで、お客さんの顔を見る余裕もなかったです。
それが今では、
「どうですか? 美味しいですか?」
と声をかけたり、お客さんと話したりできる。
その変化は大きいですね。
利用して変わったこと
一つは、家族で話すことが増えました。
カフェは僕と嫁さんだけでは回らないので、4人いる息子たちにも手伝ってもらっています。
みんなもう成人して社会人なんですけど、来られる息子が接客や洗い物を手伝ってくれます。
そして終わったあとに、
「今日どうやった?」
と、反省会みたいなことをするんです。
そうすると息子たちから、
「コーヒーはこうやって出した方がいいんちゃう?」
とか、
「パンはこう並べた方がいいんちゃう?」
という意見が出てくる。
僕らでは気づいていなかったところを、結構しっかり見ているんですよ。
「こんなこと考えてたんや」
という息子の違う一面を見ることもできました。
もともと家族仲は悪くなかったですけど、家族に共通の話題がひとつ増えたという感じはありますね。
もちろん、僕と嫁さんの生活も変わりました。
以前は普通に仕事へ行って、家に帰って、また次の日仕事に行く。
その繰り返しでした。
でも今は、
「次のカフェで何しよう?」
があります。
嫁さんは次のパンを考える。
僕は家でコーヒーを淹れて、嫁さんに味を見てもらう。
僕自身、今まで何か始めても続かなかったこともあるんですけど、コーヒーはずっとモチベーションが続いています。
そして月に一度、
「次のカフェに向けてやろう」
と思える。
それだけでも、日々の気持ちはずいぶん変わりました。
Mindup Gardenで一番ありがたかったのは、
単に場所を借りられたことだけではないと思っています。
僕らみたいに、
「何かやりたい。でも何をしたらいいのか分からない」
という状態から相談できたこと。
もし出会っていなかったら、
「やりたいな」と思っているだけで終わっていたかもしれません。
それを実際の行動に移すところまで持っていってもらえた。
そこが一番大きかったですね。
これからやりたいこと
まずは、今来てくださっているお客さんを大事にしたいです。
毎回来てくださる方もいますし、
「月1の焼きたてパンが、めっちゃ楽しみやねん!」
と言ってくれる方もいるんです。
そういう人たちのためにも、もちろん自分たちのためにも、続けていきたい。
その先の話をすると、まだ漠然とした夢なんですけど、
『いつか自分たちのお店を持てたらいいな』
とは思っています。
最初からそこを目指して始めたわけではありません。
嫁さんも、これからずっとパンをやるかもしれないし、途中で違うことを見つけるかもしれない。
まだ分からないです。
でも、年齢を重ねて、今の仕事を退職したあとでも、夫婦でできることがあったらいいなと思っています。
挑戦する前は、本当に漠然とした夢でした。
でも一度やってみたことで、
「あれもやってみたい」
「こんなこともできるんちゃうか」
と、少しずつ具体的になってきました。
夢が突然叶ったというより、
ぼんやりしていた未来が、少しずつ形になってきた。
そんな感じです。
こんな人におすすめ
僕らみたいな人におすすめしたいです。
プロじゃなくていいと思うんです。
「何かやってみたい」と思っている。
でも、
「何をしたらいいか分からない」
「自分にもできるんかな」
と止まっている。
そういう人に、ぜひ知ってもらいたいです。
Mindup Gardenには、いろんな可能性があると思います。
まず行ってみて、島元さんや、そこで関わっている人たちに話を聞いてみる。
その中から、
「自分だったら、こんなことできるかもしれない」
というものを見つけてもらえたらいいなと思います。
完成してから行く場所じゃなくて、
「やりたいけど、まだ何も決まっていない」
という段階から相談できる場所。
僕ら自身がそうだったので、そこはすごく感じます。
疲れることもあります。
カフェが終わった日は、本当に疲れます(笑)。
でも、その疲れ以上に、
「今日もやったな」
という達成感があります。
もし、
「いつかやってみたい」
と思っていることがあるなら、一度相談してみたらいいと思います。
僕らも、そこから始まりました。
「やってみたい」を、思っているだけで終わらせないために
小寺さんご夫婦も、最初からカフェを開く計画があったわけではありません。
奥さまの、
「50歳になるし、何か始めたい」
という一言から始まりました。
パンを販売した経験もない。
マルシェ出店の経験も、カフェを運営した経験もない。
何を準備すればいいかも分からない。
それでも相談しながら一つずつ試していったことで、
マルシェ出店からカフェへ。
夫婦二人の挑戦から、息子さんたちも加わる家族の時間へ。
そして今では、
「いつか自分たちのお店を持てたら」
という未来まで見えるようになっています。
「カフェをやってみたい」
「自分の料理やお菓子、パンを誰かに提供してみたい」
「でも、いきなり自分のお店を持つのは不安」
「何から準備したらいいのか分からない」
そんな方は、まずMindup Gardenで「自分なら何ができるか」を相談してみてください。
\初めてでも安心!出店者募集中!/

コメント