レンタルキッチンの見学から13日後にカレーをテスト販売した体験談

福阪さんお顔写真

「いつか、自分のお店を持ちたい。」
そう思いながらも、店舗を借りることや初期費用への不安から、なかなか最初の一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

福阪さんもその一人でした。作りたい商品はある。届けたい人もいる。
それでも「大きなお金をかけて、失敗したらどうしよう」
と考えると、開業への一歩を踏み出すことに慎重になっていました。

そんな福阪さんはMindup Gardenとの出会い、わずか13日後に、初めてお客様にカレーを届けることになり、人生が変わりました。

今回は、飲食店開業を目指していた福阪さんが、レンタルキッチンを利用して最初の一歩を踏み出すまでの経緯と、その後に起きた変化についてお聞きしました。

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利用前の状況・悩み

Mindup Gardenと出会う前に、私は「700日後にカレー屋を開業する」と決めて会社を辞め、修行のためにカレー屋への就職を考えていました。

「いつかお店を持てたらいいな」という漠然とした夢ではなく、期限を決めて、本気で飲食店開業に向けて動き始めていたのです。

もともと休日には何度もカレーの試作を繰り返していました。
少しスパイスの配合を変えては食べ、また作る。
家族や友人からも、
「美味しいね」
「お店を出せそうじゃない?」
と言ってもらえるようになり、商品には少しずつ手応えを感じていました。

自分のカレーをきちんと商品として届けたい。
そのためにカレー屋で働いて経験を積み、700日後には自分のお店を開業する。
自分なりに、そこまでの道筋も描いていました。

ところが、具体的に開業について調べ始めると、大きな壁になったのが「初期費用」でした。
物件を探してみると、立地の良い場所は家賃が高い。
家賃を抑えようとすると、設備や改装に費用がかかる。
厨房機器や備品なども揃えれば、さらにお金が必要になります。
開業する覚悟は決めていました。
そのために会社も辞めました。
それでも、
「まだ一般のお客様に一度も販売したことがないのに、最初からここまで大きなお金をかけていいのだろうか」
という不安が消えませんでした。

家族や友人から「美味しい」と言ってもらうことと、実際のお客様がお金を払って買ってくださることは違います。

もし大きな初期費用をかけて店舗を構えたあとで、
「思っていたように売れなかった」
となったらどうするのか。
本気で開業を考えていたからこそ、勢いだけで大きな投資をすることには慎重になっていました。

それでも当時の私は、「経験を積み、資金を準備して店舗を持つ」という開業方法しか知りませんでした。

早く自分のカレーをお客様に届けたい気持ちを抑えながら、まずは経験を積むためにと就職活動を始めていました。
そんな時に出会ったのが、Mindup Gardenでした。

Mindup Gardenを使いはじめた理由

転機になったのは、草津商工会議所の創業塾でした。
そこでMindup Gardenのオーナーと出会いました。

休憩時間の何気ない会話の中で、私が作っているカレーについて話す機会がありました。
なぜこのカレーを作っているのか。
どんな人に届けたいのか。
700日後の開業を目指していること。
そのために会社を辞め、カレー屋で修行することも考えていること。
そんな話をしていると、オーナーから思いがけない言葉が返ってきました。

「だったら13日後のイベントでカレーを出してみませんか?」

正直、驚きました。
「13日後?」
「そんなに急に?」
という気持ちが最初に出てきました。
でも同時に、
大きな初期投資をする前に、
「自分のカレーは、本当にお客様にお金を払って食べてもらえるのか」
を確かめるチャンスでもありました。
700日後まで待たなくても、今できることがある。
そう気づいたことが、Mindup Gardenのレンタルキッチンを利用するきっかけになりました。

実際に利用した内容

出店前、一番不安だったのは、
「本当に買ってもらえるのだろうか」
ということでした。
家族や友人から「美味しい」と言ってもらえても、それと実際に商品として購入してもらえることは違います。
当日の朝も、
「誰も買ってくれなかったらどうしよう」
という不安は消えませんでした。
しかし実際に販売してみると、お客様から直接感想をいただくことができました。
「スパイスが効いているのに優しいですね」
「体が喜んでいる感じがする!」
そうした言葉を聞いた時、ずっと自分の中にあった、
「このカレーには本当に価値があるのだろうか」
という不安が少しずつ変わっていきました。
さらに、出店後にはInstagramをフォローしてくださる方もいて、
「次の出店はいつですか?」
というメッセージもいただきました。
私が目指していたのは、ただ辛い、ただ美味しいというカレーではありません。
体に良い物だけで作り、食べた後にも心地よさを感じてもらえるような一皿です。
実際のお客様の声を聞いたことで、自分が届けたかったものと、お客様が感じた価値がつながっていることを確認できました。
これは、自宅で試作を続けているだけでは分からなかったことです。

利用して変わったこと

Mindup Gardenを利用して一番変わったのは、「開業」そのものに対する考え方でした。
それまでは、
「経験を積み、資金を準備して店舗を持つ。」
すべての準備が整ってからお店を始める。
それが飲食店開業だと思っていました。
でも実際には、その前にできることがありました。
まず小さく販売してみる。
お客様の反応を見る。
改善する。
そして次の一歩を考える。
その経験をしたことで、「開業」が遠い未来の話ではなくなりました。
また、テスト販売をしたことで、商品の味だけではなく、価格設定や提供方法、伝え方など、実際に販売しなければ見えなかった課題も分かるようになりました。
「完璧になってから始める」のではなく、
「まず届けて、そこから育てていく」。
そんな考え方に変わったことが、私にとって大きな変化でした。

これからやりたいこと

最初の出店を経験した翌月から、私は週1~2回程度のカフェ営業や、スパイスカレー教室を開催させていただきました。

ありがたいことに、リピーターのお客様も少しずつ増えて、毎回予約完売が続いています。
そして今では、実店舗だけではなく、キッチンカーという選択肢も視野に入れるようになりました。
私が作っているカレーには「FUKUCYAMA CURRY」という名前を付けています。
「福が満ちる茶の間」。
食を通じて人が集まり、心と体が少し元気になれる。
そんな場所を作りたいという想いを込めています。
まだ完成形ではありません。
そして、行動したからこそ見えてきた、カレー屋以外の新しい夢も見つかりました。
これからも、お客様の声と自分自身の気持ちに向き合いながら、自分のカレーと事業を育てていきたいと思っています。

こんな人におすすめ

Mindup Gardenのようなレンタルキッチンは、

・飲食店を開業したいけれど、初期費用が不安な方
・お客様の反応を見ながら、商品や価格を改善したい方

にとって、一つの選択肢になると思います。
私自身、「経験を積み、資金を準備してから店舗を持つ」ことが開業への道だと思っていました。

でも、最初のお客様に届けるために700日待つ必要はありませんでした。

大きな初期費用をかける前に、まず小さく販売し、お客様の反応や商品の可能性を確かめてみる。
そんな開業の始め方もあります。

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